文化創造・発信事業助成

日本橋オペラ「イリス」公演

団体名 日本橋オペラ研究会
概要 オペラ「イリス」(マスカーニ作曲)の舞台、江戸吉原ゆかりの地である中央区内で、室内オペラ(ピアノ版)として初上演される。中央区発の総合舞台芸術として、イタリアオペラを身近に鑑賞してもらうため、子どもたちや区民を対象に入場料金を比較的低廉に抑えるとともに、公演前の練習(立ち稽古(げいこ)等)を区民に公開し、オペラの制作の現場に間近で触れられる機会を提供していく。
実施時期 平成30年5月27日(日)
実施場所 日本橋公会堂ホール(日本橋劇場)

(注)実施時期・場所については、変更になることがあります。

総合評価

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評価

目的 平成25年から中央区社会教育団体として、毎週2回の通常練習と年1回の研究発表の公演をとおして、「東京の中心から、世界に発信するオペラ!」を目指す。
内容

オペラ「イリス」(マスカーニ作曲)の舞台となっている「江戸吉原」ゆかりの地である中央区内で、室内オペラ(ピアノ版)として初上演した。公演に伴い、イタリアオペラを身近に鑑賞してもらうため、子ども(6歳以上)や区民を対象に入場料金を比較的低廉に抑えるとともに、公演前の練習(立ち稽(けい)古)を区民等に公開し、オペラの制作現場に間近で触れられる機会を提供した。
実施日及び会場等
〈主な事業〉
1 実施期間 平成30年5月27日(日)
2   実施場所 日本橋公会堂ホール(日本橋劇場)
      入場者数 340名(うち、子ども~学生:22名、区民割引:12名)
3 立ち稽古等の公開(無料)
      平成30年4~5月(築地社会教育会館)11回(見学者数 合計15名)
事業経費 ¥2,812,659(補助金:¥1,200,000)

審査会の評価

・上記団体は、平成25年から日本橋劇場に活動の本拠地を移して、プロの音楽家たちを中心に、平成27年にワーグナー作曲の楽劇「トリスタンとイゾルデ」を、同28年にプッチーニ作曲のオペラ「トスカ」(いずれも本助成金の申請及び区民割引料金の設定は行っていない。)を公演しており、今回の「イリス」が3作目のオペラ上演に当たる。
・中央区に本格的なオペラを根付かせるために、歴史的に本区にゆかりのあるイタリアオペラ「イリス」の公演を機会に、区民割引料金や子ども(6歳以上)~学生料金を設けて区内の日本橋劇場で開催することは、区の文化振興の推進に寄与するものである。
・公演に先立ち、築地社会教育会館での立ち稽古(平成30年4~5月)を区民等に公開することにより、オペラを身近なものとして地域に根付かせようとする取組は評価できるものである。
・今回の公演に当たり、高い水準のオペラ公演を中央区から世界へ発信すること等を目指して「日本橋オペラ後援会」が発足された。その会費の全てをオペラ公演の経費に充当するなど自助努力で支援の輪を広げていく取組を行っている。今後、国内外の幅広い層から多くの賛同が得られるような活動の展開を期待する。

公演チラシ

公演チラシ

日本橋オペラ「イリス」公演

日本橋オペラ「イリス」公演