文化団体活動助成

中央区交響楽団第29回定期演奏会・2023冬のコンサート

団体名 中央区交響楽団
概要  平成6年にアマチュア・オーケストラとして設立されて以来、区立社会教育会館等を拠点に、地域に根ざしたアマチュア・オーケストラとして演奏活動を継続的に行っている。日頃の活動の成果を発表する機会を定期的に設け、区民がクラシック音楽に気楽に触れられる鑑賞の機会を広く提供している。
 また、下記①の演奏会では、北欧各国の作曲家の作品を取り上げ、②のコンサートではチャイコフスキーの三大バレエ曲を取り上げ、幅広いプログラムを楽しんでもらう。創立30周年に向け挑戦的な曲目に取組むことで演奏技術に磨きをかけ、楽団として一層充実した音楽活動へとつなげていく。
実施時期  ①第29回定期演奏会 2023年5月21日(日) ②2023冬のコンサート 2023年11月12日(日)
実施場所 第一生命ホール(晴海トリトンスクエア内)

(注)実施時期・場所については、変更になることがあります。

総合評価

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評価

目的 区民にクラシック音楽に気楽に触れていただく鑑賞の機会を広く提供するとともに、団員の意識高揚と今後の活動意欲を促進し、より質の高い演奏を目指す。
内容
平成6年にアマチュア・オーケストラの無かった中央区を活動拠点に設立された団体である。以来、「楽しみ、親しまれるオーケストラとして地域に根ざした演奏活動」を重ねており、日頃の活動成果を発表する定期的な機会として春の定期演奏会や冬のコンサート活動などを開催している。

下記(1)の演奏会では、北欧各国の作曲家の作品を取り上げ、また、(2)のコンサートではチャイコフスキーの三大バレエ曲を取り上げるなど、幅広いプログラムを楽しめる工夫をしている。創立30周年に向け挑戦的な曲目に取組むことで演奏技術に磨きをかけ、楽団として一層充実した音楽活動へとつなげている。

実施日及び会場等

〈主な事業〉

(1) 第29回定期演奏会  令和5年5月21日(日)

第一生命ホール(晴海トリトンスクエア内)、出演者・スタッフ 76名

観客数 450名(うち中学生以下 約40名、未就学児21名)

(2) 2023冬のコンサート  令和5年11月12日(日)

第一生命ホール(晴海トリトンスクエア内)、出演者・スタッフ 83名

観客数 519名(うち中学生以下 約50名、未就学児25名)

事業経費 ¥2,475,322(補助金:¥400,000)

審査会の評価

・コロナ禍やその後においても、地域に根ざした交響楽団として、日頃より質の高い演奏を目指して練習を積み、その成果を定期演奏会や冬のコンサートで発表して、区民がクラシック音楽を気軽に楽しむことができる機会を継続的に提供している実績は高く評価できる。

・これまでも、クラシックコンサートには珍しく、未就学児(一人で座って鑑賞出来る幼児のみ。)のためにホール1階席後方を優先席とするなど、地域に開かれた演奏会のあり方は評価できる。

・より多くの区民の方にクラシック音楽を身近に楽しんでいただくために、演奏技術のさらなる向上や定期的な団員募集などに努めるとともに、効果的な広報宣伝活動にも取り組み、30周年に向け、今後とも活動を一層充実・発展されることを期待する。

2023 冬のコンサートのチラシ

2023冬のコンサートの様子