わがまちの歴史を再認識したり、語り継ぎ、歌い継いでいくことで郷土愛が育ま
れるよう、合唱団創設10周年を記念しオリジナルの合唱組曲を制作するとともに、下記(1)のとおりコンサートを開催し、合唱・室内オーケストラ・パイプオルガン・ピアノ・和楽器などの編成により、ストーリー性のある合唱ドラマ形式（演奏時間約30分強）の合唱組曲を演奏し発表した。
実施日及び会場等
＜主な事業＞
(1)中央区第九記念合唱団創立10周年記念
－中央区賛歌－「うたのふるさと・わがまち」オリジナル組曲発表コンサート
平成30年3月25日(日)　築地本願寺本堂
観客数　約850名
(2)出前コンサート　平成29年 7月 8日（土）　区立久松小学校体育館
久松小学校開校145周年記念音楽会　共演：日本橋中学校吹奏楽部
事業経費　￥６，０５１，０２４（補助金：￥１，５００，０００）

• このたび合唱団創立10周年を記念し、新しくオリジナルの合唱組曲を企画・制作し、国の重要文化財に指定されている「築地本願寺本堂」で誰でもが入場できるコンサート(無料)を開催した。合唱組曲等の演奏を通して、音楽の素晴らしさや中央区への郷土愛を聴衆と共感することができ、中央区における文化芸術の振興と発展に高い効果があった。
• 合唱組曲の発表コンサートに向けて、高校生から80代まで三世代を越えた区民等が相互交流を図りながら、限られた時間の中で合唱組曲を完成度の高い作品に作り上げていく文化活動は高く評価できるものであり、音楽を通じての文化振興と地域コミュニティの形成に寄与している。
• 中央区の歴史・伝統・文化をテーマに制作された「合唱組曲」の魅力について、今後、定期コンサートをはじめ区内での各種イベントや小中学校等への出前コンサートなどさまざまな機会を通じて広く普及・定着を図られるとともに、若い世代の人材の確保と育成にも取り組まれることを期待する。