令和3年度 日本語ボランティアのためのステップアップ講座
教室活動を振り返る際、専門家の視点を借りると、自分では見過ごしてしまう点も意外なスキルアップのヒントになります。よりよい支援に向けて、今あなたの活動に必要なことを一緒に考えてみませんか。
最終日は 地域の外国人と取り組む防災活動を考えるワークショップを行います。
第1回~第4回の講座はzoomでのオンライン講座、第5回の講座は対面講座にて開催いたします。
第5回の対面講座の実施にあたっては、みなさまに安心してご参加いただけるようマスクの着用のお願いなどの対策に取り組んでまいります。参加ご希望の方は『対面講座ご参加にあたってのお願い』をご確認ください。
なお、今後の新型コロナウイルス感染症の流行状況によっては、講座形態および開催時刻が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承願います。
日時 | タイトル・内容 | 講師 |
10月23日(土)13:30~15:30 | 学習者の思いを引き出す ~「聞く力」は始めの一歩~ | AJALT所属 日本語教師 内藤真知子 |
日頃の教室活動で、学習者は十分に話していますか。支援者ばかりが話しているということはないでしょうか。支援者に「聞く力(聴く力)」があると、学習者が自分の思いや考えを日本語で表現する意欲を高めることができます。日本語支援の第一歩として、学習者の話を聞く姿勢について考えます。 | ||
11月27日(土) 13:30~15:30 |
学習者の多様性を受け入れる ~一人一人の個性を生かした教室活動とは~ |
AJALT所属 日本語教師 内藤真知子 |
学習者の母語や日本語力、日本での生活歴は十人十色です。この「多様性」は日本語支援にとって「やりづらいこと」なのでしょうか。逆に、この違いを学習活動に活かす、そんな発想の転換をしてみませんか。 | ||
12月17日(金)18:45~20:45 | 日々の学習評価と到達目標 ~効果的な支援のステップを考える~ | AJALT所属 日本語教師 宮下しのぶ |
学習者の意欲を高めるには、学習者自身が一つ一つの身近な目標を意識し、その先にある最終目標をイメージすることが大切です。そのためには、学習者の様子をよく観察し、記録(ジャーナル)を残すことが助けになります。ジャーナルづくりのポイントを学び、日本語力の伸びを正しく評価できる目を養い、中長期的な学習計画につなげていきましょう。 | ||
1月21日(金) 18:45~20:45 |
助詞の理解を深めよう | AJALT所属 日本語教師 渡邊聡子 |
『ここは「は」?「が」?それはどうして?』普段何気なく使っている助詞ですが、日本語学習者にとっては大きな壁となっています。まずは支援者自身が助詞についての理解を深めることが大切です。その上で、学習者にとって分かりやすい支援の方法を考えましょう。支援に役立つ教材もご紹介します。 | ||
2月26日(土)13:30~15:30 | 防災ワークショップ ~東日本大震災の事例から学ぶ外国人支援~ | AJALT所属 日本語教師 竹歳三千子 |
日本は災害多発国であり、非常時には日本人、外国人ともに地域住民として助けあう「共助」が大切です。未曾有の大災害「東日本大震災」の実ケースから、言語や文化の違いで生じるトラブルの未然防止や「防災」の日本語活動を考えます。 |
■対 象 : CCIEA登録日本語ボランティア
■開催形態 : ・第1回~第4回 ZOOMによるオンライン講座 ・第5回 対面講座
■定 員 : ・ 第1回~第4回 オンライン講座 50名(先着順)・第5回 対面講座 20名(先着順)
■会場 : 第5回 対面講座:新富区民館6・7号室(中央区新富町1-13-24)
■参加費 : 無 料
■申込方法: 対象者にe-mailで送付するGoogle FormのURLより、
①氏名 ②講座参加URL送付e-mailアドレス ③電話番号 ④教室名 をお知らせください。
■申込期限 各講座開催日の8日前まで。定員に達し次第受付終了
※一度お申込みいただいた講座をキャンセルされる場合は、協会に直接メールもしくはお電話でお知らせください。
主催・問合せ先 中央区文化・国際交流振興協会
〒104-0041中央区新富1-13-24新富分庁舎内 電話:03-3297-0251
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