東京国立博物館 特別展「法然と極楽浄土」 関連文化講演会
※募集は締め切りました。多数のご応募をいただき、ありがとうございました。
令和6年4月16日から東京国立博物館で開催される特別展「法然と極楽浄土」に関連する文化講演会を、NHKと共催で実施します。
平安時代末期、繰り返される内乱や災害・疫病の頻発によって世は乱れ、人々は疲弊していました。比叡山で学び、中国唐代の阿弥陀仏信仰者である善導(613~681)の教えに接した法然(法然房源空、1133~1212)は、承安5年(1175)、阿弥陀仏の名号を称えることによって誰もが等しく阿弥陀仏に救われ、極楽浄土に往生することを説き、浄土宗を開きました。その教えは貴族から庶民に至るまで多くの人々に支持され、現代に至るまで連綿と受け継がれています。
本展は、令和6年(2024)に浄土宗開宗850年を迎えることを機に、法然による浄土宗の立教開宗から、弟子たちによる諸派の創設と教義の確立、徳川将軍家の帰依によって大きく発展を遂げるまでの、浄土宗850年におよぶ歴史を、全国の浄土宗諸寺院等が所蔵する国宝、重要文化財を含む貴重な名宝によってたどります。困難な時代に分け隔てなく万人の救済を目指した法然と門弟たちの生き方や、大切に守り伝えられてきた文化財に触れることのできる貴重な機会となっている本特別展の見どころをご紹介いたします。
【申込期限:令和6年3月21日(木)必着】
開催日時:令和6年4月24日(水)午後6時50分
開演場所:日本橋公会堂ホール「日本橋劇場」