平成６年にアマチュア・オーケストラの無かった中央区を活動拠点に設立された。以来、「楽しみ、親しまれるオーケストラとして地域に根ざした演奏活動」を重ねており、日頃の活動成果を発表する定期的な機会として春の定期演奏会や冬のコンサート活動などを開催している。
また、未就学児の入場も可能としたり、中学生以下を無料にするなど区民等が気楽にクラシック音楽を楽しむ機会を幅広く提供している。
実施日及び会場等
〈主な事業〉
(1)第23回定期演奏会　　第一生命ホール（晴海トリトンスクエア内）
平成29年 5月21(日)　出演者・スタッフ総数　83名
入場者数　372名(うち中学生以下 約35名)
(2)2017冬のコンサート 第一生命ホール（晴海トリトンスクエア内）
平成29年11月19日(日)　出演者・スタッフ　92名
入場者数　628名(うち中学生以下 約50名)
事業経費　￥２，２９３，１３２（補助金：￥４００，０００）

• 地域に根ざした交響楽団として、日頃より質の高い演奏を目指して練習を積み、その成果を春の定期演奏会や冬のコンサートなどで発表することにより、区民がクラシック音楽を気軽に楽しむことができる機会を提供している。
• 特にクラシックコンサートには珍しく、未就学児の入場を可能としたり、中学生以下を無料としたりするなど、広く地域に開かれた演奏会のあり方は評価できる。さらに、2017冬のコンサートでは、平成29年3月に区立小学校を卒業し、今や世界を舞台に活躍している若手ピアニストとの共演を地元のコンサートホールで開催するなど、地域に根ざした積極的な活動は高く評価できる。
• 本区人口が増加する中、より多くの区民の方にクラシック音楽を身近に楽しんでいただくために、継続的な団員確保と演奏技術の向上に努めるとともに、効果的な広報宣伝活動や入場料収入の増加策などの財源確保策も検討し、今後の活動をさらに充実・発展させていくことを期待する。